😚いびき(睡眠時無呼吸症候群)外来😚
睡眠時無呼吸症候群(SAS : Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)が繰り返される病気です。
日本国内のSASの潜在患者数については様々な文献で報告されていますが、2019年に報告されたものでは940万人以上と推計されています。(*1)
自覚症状としては、日中に眠気・何度も夜間に目が覚める・起床時の倦怠感や頭痛・夜間頻尿などが挙げられます。
SASが怖いのは、合併症リスクが高いということです。SASがない人と比べて高血圧症は3倍・心筋梗塞は2−4倍・糖尿病は5倍・脳卒中は3倍と言われています。
SASは、肥満の方が多いとよく言われますが、SASを疑う一番の症状は『いびき』です。いびきを指摘されている方は、一度SASの検査をお勧めします。
SASの検査は、人により1回もしくは2回検査を行います。一度目の簡易検査で診断がつけばそのまま治療を行いますが、簡易検査で診断がつかなければ精密検査を行います。この精密検査は、通常1泊入院が必要でしたが、ご自宅でできるようになりました。なので、スケジュールなど気にせず行う事ができます。
SASの診断がつけばマウスピースやCPAP治療を行います。
マウスピースは歯医者さんで作成してもらいます。CPAP治療とは、持続陽圧呼吸療法で専用のマスクをつけて鼻から加圧した空気を送り込むで睡眠中の無呼吸を防ぎます。
以前はCPAPのマスク装着するのに大変でしたが、様々な形や種類がありネガ入りも簡単に行う事ができ音もほとんどないです。初めは慣れるのに時間はかかる可能性がありますが、慣れれば熟睡感だけでなく体も楽になります。
外来受診も1−3ヶ月おきで可能ですので相談しながら症状や設定を調整していきます。
いびきが気になる方などいましたら是非ご相談ください。
その他、皮ふ科・内科・発熱外来・心療内科および精神科 (毎週火曜日午前)・在宅診療・訪問診療 (三島市・沼津市・長泉町・裾野市・御殿場市)・健康診断・予防接種・自費診療など幅広く対応しています。